12月12日(金)、京都大学イタリア語学イタリア文学専修のお招きを受けて、
マッテオテクニカルディレクターとコーディネーターの山田が登壇しました。

マッテオテクニカルディレクターは、コロナ禍突入後のイタリアを出てクウェートで過ごし、
最終的には日本に辿り着いたという変化に富んだ4年間にスポットを当てた話を展開。
人生はどう転ぶかわからないという一面を受け止めつつ、
立ち止まったり後退したりしなかったことが今に繋がっていることから、
「ブレイクスルー」の大切さを訴えました。

★走らせるコミュニケーションの線は、たくさん・濃く・太く
続いて、山田からは昨年に続き、
「スポーツを媒体とした語学学習の可能性」をテーマにしたトークを展開。
進化を続けるSNS文化をうまく使いこなし学習意欲を保つ方法も、
具体例を提示して「おもしろい」が先行する学習法をアドバイスします。
また、昨今のインバウンド需要を鑑みて、
「困ってそうなイタリア人観光客には積極的に話しかけてどんどんお節介を焼いた」という山田。
そこから生まれた不思議な縁についての話や、
コミュニケーションの線をたくさん、濃く太くして走らせていくことで
見えてくる「成長の可能性」について言及します。

★サッカー用語から切り拓く語学学習
また、例えば「ドリブル」というジェスチャーの表現。
日本語では相手を抜くにしてもボールを運ぶにしても、ひとつの言葉で総称として捉えられる。
一方で、イタリア語は用途により3つの単語に使い分けられているのです。
「日本語にはない形で使い分けをするとなると、どうしてもまわどうしても回りくどくなる」
という悩みを吐露しました。
ここから少し脱線して、戦術用語講座がスタート。
学生さんの好奇心にスイッチが入ったのか、ホワイトボードにフォーメーション図が書き記されます。

★言語学習は終わりのない旅
「最初からパーフェクト」「いつだって思い通り」なんてことはあり得ない。
だからこそ、コミュニケーションにあるボンヤリを、
少しずつ「くっきり」にしていく過程を楽しめるかどうかがカギになる。
- どれだけ勉強しても未知の世界がある
- アップデートを続ける時間はまさに旅そのもの
- その旅には終わりがないからおもしろいのだ
という言葉を送り、やや変化球多めの講義を締め括りました。
