9月21日(土)、名古屋市内で開催されたプロギングイベント「推し活・合・愛知プロギング」に参加しました。
【プロギング】とは、スウェーデン語の「拾う(PlockaUpp)」と英語の「走る(jogging)」をかけ合わせた、SDGs大国・スウェーデン発祥のSDGsスポーツ。ゴミを拾いながらジョギングするという、環境保全に貢献しながら健康維持ができちゃうという一石二鳥な価値観がなんとも現代的でとても興味を惹きました。
9月6日(金)には、イベント開催に先立ち、愛知県庁にて大村秀章愛知県知事への表敬訪問にも参加。
スクール生代表が大村知事との緊張感たっぷりの2ショットに臨みました。
イベント当日は、ナディアパーク横の矢場公園に集合。他のスポーツ団体からも参加がありましたが、当方からはスクール生の親子合わせて14名が参加しました!
簡単なレクチャーと準備運動を終えたところでいよいよプロギングスタート。この日は参加者を5つのグループに分けて活動することに。ここからはACミランアカデミー愛知も2つのグループに分かれます。
グループごとに簡単な自己紹介を済ませたところでいよいよ出発。ゴミ袋を片手にランニングしながら、ゴミを見つけては立ち止まり回収作業を進めていきます。大人の感覚でも「ちょっと速くないか?」ぐらいのスピード感で走っておりました。
低学年チームは広小路から錦地区方面へ、高学年チームは久屋大通を越えて池田公園へ。いずれも名古屋を代表する繁華街でいろんなゴミと巡り合うことになりました。言うまでもなく、そのほとんどが大人の事情で生まれたもの。
汗をかきながら「なぜゴミになったのか?」を考える子どもたちの姿を前にして、大人として的確にアドバイスできないことがとても歯痒く思えました。
およそ1時間をかけて距離にして2〜3kmをジョギングしながら、着実にゴミを集めていきました。
「空き缶100個拾ったよ!」
「タバコの吸い殻だけで320個もあったよ」
といった彼らの声に象徴されるように、向き合うものがゴミとはいえ、アクションの積み重ねが与えるよろこびは大きかったようです。
大人も子どももたっぷり汗をかいて、矢場公園に再集合。全チームで回収したゴミの計量作業を行いました。
5チーム合わせて回収したゴミの総重量は、なんと62.5kgでした!!!
達成感のある数字に子どもたちも大満足の様子でした。最後はみんなで記念撮影です!
サッカースクールとしては珍しく、ボールがない場所で気持ちよく汗をかくという機会に恵まれました。半信半疑の方もいたと思いますが、心から楽しむことができました!開校から14年目を迎えましたが、フットボールはフットボールで学びを深めつつ、学びの形を多角化することで成長の幅を広げていきたいと思っております。
最後になりましたが、企画いただいた実行委員会の皆さま、当日ご参加いただいたスクール生&ファミリーの皆さま、ありがとうございました!