ACミランサッカースクール愛知について

ACミランサッカースクール愛知 
テクニカルディレクター

マテオ・コント

紹介ページ

イタリア・ヴェローナ出 身、1979年7月24日生まれ。20歳の時からサッ カー指導者として活動。地元クラブとキエーボ・ヴェローナの育成年代での指導を経て、2010年8月よりACミランアカデミー部門 に。クウェートのミランスクールに務めた後、2011年4月よりACミランサッカースクール愛知のテクニカルディレクターに就任。


ACミランサッカースクール愛知は、幼保年中~小学6年生までを対象としたサッカースクールです。当スクールにおける私のテクニカル・ディレクターとしての役割は、育成年代におけるACミランのフィロソフィーを、サッカーを愛する日本の子どもたちに最適な形で提供していくことです。



コーチングスタッフについて トレーニング
について
"個人のテクニック"を学ぼう 具体的なトレーニングの進め方

ACミランサッカースクール愛知の指導スタンス グループ分けについて

コーチングスタッフについて

当スクールでは、60分のトレーニングで可能な限り1人1人に目を配れるよう、少人数指導を行っています。U-6カテゴリーについては、スクール生9名につきコーチ1名、U-8以上のカテゴリーについては、スクール生10~12名程度につきコーチ1名を配置しています。また、スクールトレーナーがトレーニング中のケガ対応にあたるほか、障害予防プログラムの実践などアフターケアにも取り組んでいます。



トレーニングについて

幼保年中~小学6年生までを学年ごとに分けてトレーニングを行っています。

<U-6(幼稚園・保育園年中~年長)>

幼稚園・保育園年代については、小学生年代とは違い、実際のプレーよりも「サッカーに関する必要知識」を深め、サッカーを楽しむための成長を促すトレーニングを行います。そのポイントとしては...

  • 基本的なサッカーのルールの理解(例:手を使えるのはGKだけ、敵のゴールにシュートetc)
  • サッカーの基本的なプレーの習得(例:パス、シュートetc)
  • 基本的な運動能力の向上(例:走る、蹴る、ジャンプするetc)
  • サッカーに必要な体の部位(例:インサイド、アウトサイド、足の裏etc)
  • 両手両足を使えるようになる
  • 色や形を識別する能力(例:ビブスなどの色etc)

<U-8~U-12(小学1~6年生)>

小学生年代については、U-6カテゴリーで培った要素を含め、サッカーに必要な能力の向上を目指したトレーニングを実践します。

  • サッカー選手として必要な要素(例:両足で蹴れるようになること、ピッチ上でのクリエイティビティ、フェイント、シュート、パス、ボールを出すタイミング、マークを外す動きetc)
  • 身体能力(例:スピード、フレキシビリティー、素早い反応etc)

<週2回コース>

U-8カテゴリー以上を対象に、通常トレーニングとは別日程で「週2回コース」を実施しています。通常トレーニングとは異なるトレーニング目標を設定し、コーチからもより細やかなアプローチができるメニューを提供します。

"個人のテクニック"を学ぼう

私たちがスクールで提供しているトレーニングは、常にボールを使ったものになります。そして、ACミランの育成フィロソフィーに従って、「個人のテクニック」を磨きあげるためのトレーニングを行っています。
ここで言う「個人のテクニック」とは、ドリブルやボールタッチ、ボールコントロールなど、サッカーをプレーするうえで必要な多くの要素のことを言いますが、これらは、スクール生「自身」のトレーニング次第で向上させることができるものです。

具体的なトレーニングの進め方

60分のトレーニングで、3つのタイプの異なる練習とミニゲームを行います。各メニューを消化しながら、スクール生がローテーションしていく形をとっています。このスタイルを採用しているのには以下3つの理由があります。


  1. 60分という短いトレーニング時間を最大限効率的に使える
  2. スクール生が多くのコーチの指導を受けることができる
  3. 各コーチが担当する練習のスペシャリストになれる

トレーニングのタイプは以下4つに分けられます。実際のトレーニングでは、4つのうち3つ+通常のミニゲームを行います。

  1. コレクティブ・トレーニング[gioco colettivo]
      同じ目的を持つ仲間と一緒に行う集団でのトレーニング
  2. シチュエーション別トレーニング[gioco situazionale]
      実際の試合を想定したトレーニング
  3. 反復トレーニング[gioco analitico]
      フェイントなどテクニックに集中的に磨きをかけるトレーニング
  4. テーマ付きミニゲーム[gioco a tema]
      ミニゲームに特定のルールを設けて、柔軟なプレースタイルを養うトレーニング


ACミランサッカースクール愛知の指導スタンス

ACミランは、すべてのスクール生たちに、プレーを楽しみながらテクニックを習得していってほしいと願っています。失敗することもありますが、それも確かな成長への第一歩なのです。ライターの火を例に挙げましょう。ライターの火を子どもが触ろうとすると、親は「触らないで」と言います。火傷してしまうので当然です。しかし、触ってみなければその熱さは分かりません。サッカーにおいても同じです。このような指導スタイルで失敗から学ぶ姿勢を養い、スクール生が難しいことにもトライし、大きく成長していくそのプロセスを楽しみにしています。



グループ分けについて

私は、あくまでスクール生に「個」の力を磨いてほしいと願っています。そして、一緒に練習するのがレベルの高いプレーヤーであろうとまったくのサッカー初心者であろうと、個人のテクニックの成長には影響しないと考えています。例えば、100m走を世界記録保持者であるウサイン・ボルトと一緒に走れば自己ベストは更新できるかもしれませんが、サッカーの世界では必ずしもイコールとは限りません。ゆえに、学年ごとにトレーニングは行いますが、基本的にレベルによるグループ分けは行いません。固定化をせず、同学年の子どもたちを週ごとにランダムに分けてのトレーニングになります。試合形式のトレーニングでは「モノ足りない」という意見もあるかと思います。しかし、試合とはトレーニングで学んだテクニックを実践する舞台です。実際の試合には、自分よりはるかにうまい強敵もいれば、マッチアップしても容易に勝てる敵もいます。例えば、トレーニングで習得したフェイントも通用したり通用しなかったりするわけです。何度も何度も成功と失敗を繰り返していく中で、テクニックに磨きをかけていってほしいと願っています。挑戦する姿勢を失わないことこそ、うまいプレーヤーへの第一歩なのです。